2016年01月05日

キューバ危機・戦慄の記録 & 13デイズ

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 キューバ危機の顛末が詳しく描かれたドキュメンタリー作品です。
 改めて、本当に核戦争寸前まで進展してたんだなと実感します。

 アメリカが偵察機U-2でキューバの核ミサイル配備に気付いたことでキューバ上陸作戦の決行が回避され、ひいてはそれに対する戦術核の使用が回避されたわけですが、U-2に見つかってしまったのは現場担当者によるミサイルの隠し方が杜撰だったからです。ソ連軍部の責任者はこのことに激怒していましたが、担当者がしっかりとミサイルを隠していたら核戦争が勃発していたでしょう・・・(汗)
 この現場担当者はキューバを、いや世界を救った英雄かもしれません。

 その後、海上臨検の緊張を経て、U-2撃墜によりアメリカは一歩も引けない状況に追い込まれ、最後はソ連の勘違い(アメリカが空爆実行を決断したと思い込んだ)により慌ててミサイル撤去を表明したりと、ヒヤヒヤものの展開でした。

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 こちらはキューバ危機の13日間を描いた映画「13デイズ」。
 10年以上前から観ている作品ですが、上記ドキュメンタリーを観た後で観るのも面白いです。

 見所はホワイトハウスで繰り広げられる閣僚たちの熱い議論。共産主義と核の脅威を目の前にして、そらぁもう必死です。新国立競技場の問題など霞んでしまいそうですね(汗)

 この作品はソ連側上層部の描写が一切なく、疑心暗鬼感を高めています。
 しかしアメリカ側ではフルシチョフからの書簡に対し、強気な文言とは裏腹に行間から不安や焦りが読み取れるという冷静な分析が行われており恐れ入りました。このシーンを見て、大嫌いだった国語の重要性を初めて理解しました(笑)

 この作品に限らず、上層部による緊迫の会議シーンは、派手なアクションと同じくらい好きだったりします。プーチン大統領がそういうシーンに出演してくれたら狂喜乱舞するんですが・・・(笑)
posted by こうじ at 22:13 | 映像作品